あやめ12号発行~情報委員会~


あやめ 第12号が発行されました。

『あやめ』というのは、横浜いずみ台病院の院外広報誌です。情報委員会の院外誌チームが編集発行作業を行っています。

情報委員会では、院内誌と院外誌のチームに分かれ、毎月昼休みの時間を利用して会議を行っています。どの委員会でも同じことですが、忙しい業務の合間をぬって、頑張っています!

印刷が終わると、待合室にも置きますので、ご自由にお持ちください。毎号、100部刷ってもあっという間になくなってしまいます。患者様や患者様のご家族様、そして関連施設の皆様など多くの方々に読んでいただけているようで、嬉しく思っております。

さて、今回の第12号ですが、リハビリ室の紹介がメイン記事となっています。

病院の増床工事が終わり、リハビリ室は新棟1階に移動しました。以前の場所よりも、病院玄関から遠くなってしまったため、外来患者様には少しわかり難くなってしまい、申し訳ありません……。

そんなリハビリ室の中を、今号では写真をまじえてご紹介しています!

ぜひ、ご覧くださいね。
ネットでもご覧いただけます。
あやめ第12号(PDFファイルが開きます)

オレンジ色のユニフォームを着たスタッフを院内で見かけたら、それはリハビリ室スタッフですよ~。これからもよろしくお願いいたします。

リハビリ職員による勉強会

先日(10月24日)、外来診療終了後の時間を利用して、院内勉強会が開かれました。

今回のテーマは、褥瘡(じょくそう)を作らないためのポジショニングについてということで、当院のリハビリ室職員(PT・OT)が講師となって実践式で話しがすすめられました。

 

以下、講師を務めたリハビリ室の職員からのひとことです。

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新たに褥瘡をつくらないよう、ポジショニングを行うことで、予防していく事ができます。

入院患者様が、より安静肢位で過ごせるように、リハビリでポジショニングに力を入れていきたいと考えています。

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院内の多職種の職員が興味深く聞いていました。

やはり、褥瘡を作らないためには、リハビリスタッフだけでなく他職種の連携が必須だと感じました!

防火訓練

10月19日(水)13時より、防火訓練が行われました。
横浜消防の職員の方の指導の下、夜間の火災発生を想定して、『通報訓練』『初期消火訓練』『避難誘導訓練』という内容でした。

毎年訓練は行われていますが、新しい職員も増えましたので、消火器を実際に使用しての訓練は初めてという職員もいて、有意義なものになったと思います。

3月の震災の時にも強く感じたことですが、日頃からの訓練がされているかどうかで、実際の災害の時の動きが全く変わってくるのです。

非常事態の時、いかに落ち着いて行動できるか?それは、普段の業務の時から、頭の中でシュミレーションしておくことが大切なのだろうと思います。

寒空の中、休み時間を利用しての訓練、皆様お疲れ様でした。

そして、ご指導くださいました消防の職員の皆様、ありがとうございました!

歯科診療室よりお知らせ

こんにちは。横浜いずみ台病院歯科診療室です。

歯科では、新しい試みといたしまして、患者様への情報発信の場として新たにツイッターとブログを開設いたしました。

ツイッターでは、休診日や診療時間の変更などのお知らせの他に、タイムリーな話題、少しくだけた内容(スタッフのつぶやきなど)も随時更新していく予定です。

ブログでは、当院の歯科診療室で行われている様々な治療についてご紹介していくスペースにしていきたいと思います。

日々診療室で治療に携わっているドクターや歯科衛生士から、具体的でわかりやすいを目標に記事をご提供してまいります!

ツイッターはこちら
ツイッターはこちら
 http://twitter.com/YizumiD

ブログはこちら
http://izumidaidental.blog.fc2.com/

どうぞよろしくお願いいたします! 

秋ですね

ブログの更新がずいぶんと滞ってしまいました……悲しい
申し訳ありません。

真夏のあの暑さが嘘のように、こちら横浜も朝晩は寒いくらいの気温になってまいりました。

この気温差で、体調を崩されている方が多いように感じます。
当院職員も、患者様に接する時に体調不良ではご迷惑…というもの。
規則正しい生活で、体調管理に留意してまいりたいと思います。

さて、秋といえば?
……なんといっても食欲の秋ですよね!

今回は、食欲の秋にちなみまして、当院の管理栄養士による『秋の味覚 さんま』についての記事を掲載いたします。

~秋の味覚 さんま~

焼くとジュージュー脂が落ちる旬のさんま。

その脂にはコレステロールを減らし、脳血栓や動脈硬化、心筋梗塞、高血圧の予防効果が高いDHAとEPAといった不飽和脂肪酸が含まれています。

また、皮膚や粘膜を丈夫にするレチノールというビタミンの一種でガン予防効果のある成分も含まれています。

 さんまの塩焼きにたっぷりの大根おろし、その他揚げさんまの青じそポン酢、さんまの南蛮漬け、さんまのポワレ カレー風味、圧力鍋を使って骨ごと食べられる煮魚などがお薦めです。
 

~秋刀魚の歴史~

サンマ漁が始まったのは江戸初期と言われています。

 刺網漁法が開発された紀州(現在の和歌山県)が発祥の地と言われています。

やがて紀州の漁師が漁場を求めて北上し、房総に漁法が伝わり、江戸の魚河岸にもサンマが入るようになります。

しかし、房総で獲れるサンマは南下途中で脂がのったサンマなので、脂っこいのが下品だと、江戸の町でサンマは全く人気がありませんでした。

 江戸の華と言われ「火事と喧嘩」江戸265年の歴史の中で大火事は96回。

年に1回は大火事、7日に1回はボヤがあったといわれています。
江戸庶民は食べ物に上品だ下品だと言えない事態に追い込まれ、サンマも食べられるようになりました。

江戸の中頃の天ぷら屋さんには必ず大根おろしを盛った器がありました。

油っこいものに大根おろし、この組み合わせはサンマにもぴったり当てはまったのです。

大根には脂っぽいサンマの消化を助けてくれる酵素ジアスターゼが含まれており、さっぱり食べられるだけでなく、事実消化を助ける役割を果たしています。

古典落語『目黒の秋刀魚』は、目黒に鷹狩に出かけたお殿様、お腹がすいて茶屋の主人に昼食を所望しました。そこで出てきたのが、焼きたてあつあつのサンマ。

お殿様いたくこれが気に入り、お城でもサンマをアンコールします、しかし出されたのはお殿様の体を気遣う余り脂を落とした挙句毒見のために冷め切ったまずいサンマ。

そこでお殿様家臣に尋ねた『これはどこのサンマじゃ?』『はい、房総のものでございます』『それはいかん、サンマは目黒に限る』お後がよろしいようで・・」という具合になりました。

管理栄養士 川尻

いずみ野夏祭り

毎年恒例となりました、いずみ野夏祭り。今年もいずみ野小学校校庭を会場に、7月23日(土)・7月24日(日)の両日行われました。

当院は、例年通り『金魚すくい』と『かき氷』での出店です。

普段診てもらっている歯医者の先生が、白衣を脱いでTシャツ短パンで金魚すくいの店番をしている姿を見て、患者さんの男の子が『あ、せんせ~い!!』と満面の笑みで手を振ってくれました(笑)

お祭りへの出店は、今年も病院職員が協力して準備・運営にあたりました。
今年は、新棟完成に伴い病院スタッフの人数も増え、たくさんの職員が手伝いにきてくれました。皆、楽しそう!

普段は、まじめな顔をして働いているあの人が、こんな一面も!?という発見ができる楽しさもあったりします!

お子さんを連れて遊びにくる職員も多くいます。
中学生以上のお子さんは、お店の手伝い体験もしてもらえます。……というか、大事な戦力になってくれましたね、ありがとう。

この辺りでは、このいずみ野夏祭りはかなり規模が大きく、賑やかなお祭りです。かき氷に来てくださった患者様に話しを聞くと、お子さんが毎年楽しみにしているため、わざわざバスや電車でいらっしゃるとのことでした。

地域の皆様との交流も持て、あたたかい地域の雰囲気も肌で感じられる、いずみ野夏祭り。これからも続いてほしいと思います。

今年の七夕は

今年も病院正面玄関に七夕飾りを飾り付けました。色とりどりの飾りと短冊が風になびく様子は、とてもきれいでしたよ!

皆さんは、何を願いましたか?……七夕の日、仕事が終わり、患者様方の書かれた短冊を一枚一枚読ませていただきました。ご入院の患者様の顔を思い浮かべながら、その願いを読むと、『早く元気になりたい。』きっと、書くのにずいぶんと時間がかかったんだろうなぁ…と思われるその文字ひとつひとつに強い思いが感じられました。

私たちも、患者様のその願いのお手伝いができればいいなぁ…と、思いました。

それから……、今年は飾り作りを主にリハビリスタッフが中心に頑張ってくれました。リハビリ部門は、スタッフも増え、活気にあふれています!!病院のエレベーターの中にも、飾り付けをしてくれたんですよ。歯科スタッフが、入院患者様を病棟にお連れする際に『ほら、天の川!』と言ってエレベーター内の飾りを指差すと、患者様が声を出して笑っていらっしゃったのが印象的でした!リハビリスタッフの皆さん、ありがとうございました。

web拍手コメント

先日のブログ記事に対して、web拍手のコメント機能を利用してコメントを寄せてくださった方々、ありがとうございました。

コメント:A様

東北大震災から3ヶ月が経とうとしているんですね。あの地震の時は私も勤務中でした。見回りに行った先で認知症の患者さまが“怖い、怖い”と言って握りしめた手を放そうとせず、揺れが落ち着くまで一緒にいたことを思い出しました。

…返信(横浜いずみ台病院ホームページ担当より)

コメントありがとうございます。
震源地から離れていても、かなりの揺れでしたから、他の病院や施設ではどんな状況だったのだろうか?と、考えていました。
認知症の患者様の中には、恐怖のあまり外へ出て落下物などでお怪我をされる可能性もありますよね。手を握って一緒にいてさしあげたことで、その患者様は落ち着かれたのでしょう。
これからも、お仕事頑張ってください!

コメント:B様

自分もあれほどの揺れは初めての経験で本当に怖かった。。“大丈夫、大丈夫”と患者さまに言いつつ、自分に対しても声を掛けてたあの日。地震に限らず、何
かあった時こそ冷静に行動しなければならないことを改めて実感しました。私もディズ二ーランドのスタッフのTVを見ました。職種は違っても学ぶべき所が多
々ありました。笑顔を絶やさず・・簡単なようでも自分が不安な時にはとっても難しいことですが・・安心できるナースの1人として頑張りたいと思います☆

…返信(横浜いずみ台病院ホームページ担当より)

コメントありがとうございます。
そうですね、地震に限りませんね。非常時に、冷静な判断をし、的確な行動をとるためには、日頃からの勤務に対する姿勢や心構えも重要なのだと思います。
ディズニーランドのスタッフのように、自分の不安な気持ちを隠してお客様(患者様)に笑顔を見せることができる医療人でありたいと思います。
お仕事、頑張ってください!!

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お二人の方からコメントを頂戴いたしました。
大変うれしかったです!

実は、昨年よりスパムコメントが増えていた関係で、ブログの各記事に対するコメント機能を停止しております。

先日から、web拍手ボタンを復活させました。各記事の下部に付いています。
ボタンを押してくださると、そこからコメント送信もできるようになっています。もちろんコメントなしで応援のクリックも大歓迎です!

これからもよろしくお願いいたします。

プロ意識を持って

横浜いずみ台病院ホームページ管理者のYです。
久しぶりの更新となりました。

東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された皆さまには、心からお見舞い申し上げます。

多くの方々が被害に遭われ、今もなお苦しんでいらっしゃる皆様がいらっしゃることを考えると、本当に心が痛みます。

震災の日、横浜でもかなりの揺れを感じました。歯科診療室には治療中の患者様が、待合室には診察を待つ外来患者様、近隣の施設から受診に来ていた皆様もおいででした。

歯科の受付にいた私の場所からは待合室を見渡すことができます。
大きな揺れを感じた直後、数分前に初診でおみえになった女性が、待合室で問診表を握りしめて不安気な表情で立ちつくす姿が目に入りました。

他のスタッフと一緒に、患者様への声かけを行いました。大きな混乱もなくお怪我をされる患者様もいらっしゃいませんでした。
スタッフが皆、いつもどおり慌てず行動していたので、自分も慌てることなく行動できたように思います。

さて、最近になり、あの日初診でおみえになった患者様から声をかけていただきました。
『あなただと安心するわ~。あの日もそうだったものね。』

とてもうれしい一言でした。自分もあの日の患者様の様子を鮮明に覚えていましたが、患者様のほうも覚えていてくださったとは。

その一方で、不安に思うこともあるのです。今回はこの程度の地震だったからこうした行動がとれたけれど、もっと大きな被害があったら、自分は患者様のことを第一に考えて適切な行動がとれるだろうか?と。

……先日、テレビでディズニーランドのスタッフの地震の日の行動がとりあげられていました。普段から訓練を怠っていないこと、お客様への徹底したサービス精神が全てのスタッフに浸透していること。アルバイト職員が多いにもかかわらず、プロ意識を持って働く姿に大変感動いたしました。

私たちも、常にプロ意識を忘れずに、患者様に接していけたらと思います。

ロゴマークができました!

いずみ野駅改札横で、当院の看板をご覧になった方は気付かれたかもしれませんが、横浜いずみ台病院に、ロゴマークができました!実は、このロゴマーク、プロのデザイナーさんに依頼したものではありません。当院のスタッフが考えたものなのです。

昨年、職員にロゴマークのアイデアを募ったところ、予想以上にたくさんのスタッフがデザインを提出してくれました。どれも個性が光るものばかり……。その中から、これが選ばれました。

横浜のY、いずみ台の i と D 。この3つのアルファベットの組み合わせからのデザインです。

自らが考え、手書きで描かれたマークがこうして採用されて、今後もずっと病院のシンボルマークとして残ることに、本人も感慨無量のようでした。

みんなで頑張る!みんなで作り上げる!

一人一人の力から!

ということで……。

そろそろホームページのほうも、新ロゴでリニューアルしていきたいと思います!

こんな風に、文字との組み合わせもなかなかかわいいです。
今後、ホームページや印刷物などにどんどん登場しますので、どうぞよろしくお願いします!

横浜市泉区の病院『横浜いずみ台病院』のブログです