web拍手コメント

先日のブログ記事に対して、web拍手のコメント機能を利用してコメントを寄せてくださった方々、ありがとうございました。

コメント:A様

東北大震災から3ヶ月が経とうとしているんですね。あの地震の時は私も勤務中でした。見回りに行った先で認知症の患者さまが“怖い、怖い”と言って握りしめた手を放そうとせず、揺れが落ち着くまで一緒にいたことを思い出しました。

…返信(横浜いずみ台病院ホームページ担当より)

コメントありがとうございます。
震源地から離れていても、かなりの揺れでしたから、他の病院や施設ではどんな状況だったのだろうか?と、考えていました。
認知症の患者様の中には、恐怖のあまり外へ出て落下物などでお怪我をされる可能性もありますよね。手を握って一緒にいてさしあげたことで、その患者様は落ち着かれたのでしょう。
これからも、お仕事頑張ってください!

コメント:B様

自分もあれほどの揺れは初めての経験で本当に怖かった。。“大丈夫、大丈夫”と患者さまに言いつつ、自分に対しても声を掛けてたあの日。地震に限らず、何
かあった時こそ冷静に行動しなければならないことを改めて実感しました。私もディズ二ーランドのスタッフのTVを見ました。職種は違っても学ぶべき所が多
々ありました。笑顔を絶やさず・・簡単なようでも自分が不安な時にはとっても難しいことですが・・安心できるナースの1人として頑張りたいと思います☆

…返信(横浜いずみ台病院ホームページ担当より)

コメントありがとうございます。
そうですね、地震に限りませんね。非常時に、冷静な判断をし、的確な行動をとるためには、日頃からの勤務に対する姿勢や心構えも重要なのだと思います。
ディズニーランドのスタッフのように、自分の不安な気持ちを隠してお客様(患者様)に笑顔を見せることができる医療人でありたいと思います。
お仕事、頑張ってください!!

————————–

お二人の方からコメントを頂戴いたしました。
大変うれしかったです!

実は、昨年よりスパムコメントが増えていた関係で、ブログの各記事に対するコメント機能を停止しております。

先日から、web拍手ボタンを復活させました。各記事の下部に付いています。
ボタンを押してくださると、そこからコメント送信もできるようになっています。もちろんコメントなしで応援のクリックも大歓迎です!

これからもよろしくお願いいたします。

プロ意識を持って

横浜いずみ台病院ホームページ管理者のYです。
久しぶりの更新となりました。

東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された皆さまには、心からお見舞い申し上げます。

多くの方々が被害に遭われ、今もなお苦しんでいらっしゃる皆様がいらっしゃることを考えると、本当に心が痛みます。

震災の日、横浜でもかなりの揺れを感じました。歯科診療室には治療中の患者様が、待合室には診察を待つ外来患者様、近隣の施設から受診に来ていた皆様もおいででした。

歯科の受付にいた私の場所からは待合室を見渡すことができます。
大きな揺れを感じた直後、数分前に初診でおみえになった女性が、待合室で問診表を握りしめて不安気な表情で立ちつくす姿が目に入りました。

他のスタッフと一緒に、患者様への声かけを行いました。大きな混乱もなくお怪我をされる患者様もいらっしゃいませんでした。
スタッフが皆、いつもどおり慌てず行動していたので、自分も慌てることなく行動できたように思います。

さて、最近になり、あの日初診でおみえになった患者様から声をかけていただきました。
『あなただと安心するわ~。あの日もそうだったものね。』

とてもうれしい一言でした。自分もあの日の患者様の様子を鮮明に覚えていましたが、患者様のほうも覚えていてくださったとは。

その一方で、不安に思うこともあるのです。今回はこの程度の地震だったからこうした行動がとれたけれど、もっと大きな被害があったら、自分は患者様のことを第一に考えて適切な行動がとれるだろうか?と。

……先日、テレビでディズニーランドのスタッフの地震の日の行動がとりあげられていました。普段から訓練を怠っていないこと、お客様への徹底したサービス精神が全てのスタッフに浸透していること。アルバイト職員が多いにもかかわらず、プロ意識を持って働く姿に大変感動いたしました。

私たちも、常にプロ意識を忘れずに、患者様に接していけたらと思います。